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2013-04-30

4月活動いろいろ

 忙しいを理由にブログ更新を怠っていましたが、4月の活動などをまとめておこうと思います。

■今年度前期に近畿大学にて非常勤講師をすることになり、週一回、設計演習の授業を担当しています。学生のエスキースを見てはじめに感じたことは「スケール感をつかむ」ということは難しいものなのだなあ、ということ。1、2回内容を見ていると何を(何から)伝えるべきなのかを考えさせられますが、設計をおもしろく思い、のめり込んでもらえるように、というのが今のところの目標でしょうか。
■4/18~20には南港ATCにて毎年恒例のバリアフリー展2013が開かれました。NPO法人福医建研究会も相談コーナーを設けていて、活動の紹介と相談を行いました。
毎年、各ブースを見て回っている中で今年の出店が増えた気がするのは、
・介護予防のための運動器具
・(引続き)防災グッズ関係
・軽自動車などの小型の介護車
・成年後見制度についてのコーナー
などでした。
■本町のOLAというスペースでセミナーが行われているのですが、4/16は「まちなか福祉からみえる風景」というテーマで大阪の谷町で知的障害者の作業所などを運営している中野公子さんのお話を聞きました。道路からの間口は2m弱の場所なのですが、この場所のようにスキマを埋めるような活動をしておられて、応援したいと思うところでした。
■今年度は建築家の三澤康彦・文子さんが主体となって木造についての勉強会を行なっているMOKスクールに生徒として参加することにしました。4/20は概論や大規模木質構造に取り組んでおられる東京大学の腰原幹雄先生のお話も聞けました。木質構造というものをどのように捉えていくのか、考えさせられる内容でした。住宅などの木造と比較するより、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と比較してその有効性を考えていくべきものなのだという感想を持ちました。
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