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2008-09-01

自立循環型住宅への設計ガイドライン

 8/28(木)に京都リサーチパークで行われた(財)建築環境・省エネルギー機構が主催する「自立循環型住宅設計講習会」に参加してきました。

写真がこの講習会で使われたテキストです。
比較的温暖な地域での木造2階建てを対象としたガイドラインで、省エネルギーの方法を13の技術要素に分類して解説しています。
木造2階建と対象を絞って手法を解説しているところが非常に実戦的でまとまっていました。
その本の始めに、戸建て住宅におけるエネルギー消費の詳細調査事例というグラフが載っているのですが、

家の中で最もエネルギーを消費しているのは、エアコンなどの冷暖房かと思いきや、月単位でも通年でも給湯(真ん中のグレーの部分)が半分以上を占めています。
 一つ一つの省エネがもちろん大事なのですが、全体的な視点で見ることの大切さを知らされた気がします。
要素別の省エネ方法も別の機会に紹介したいと思います。

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