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2010-04-10

イタリアの町 オストゥーニ

ブログの更新を忙しくて怠っていまいましたが、もうすこしこまめに更新しようということで、年明けに旅行したイタリアの街の紹介をします。

まずはオストゥーニを紹介します。
石灰の白い壁が美しい、丘の上にそびえる町です。
オストゥーニはイタリアのプーリア地方に位置します。イタリアの形を靴に例えるとかかとの辺りです。近くにはトンガリ屋根のトゥルッリで有名なアルベロベッロなどがあります。
鉄道の駅からはバスやタクシーに乗って行きますが、周囲にはオリーブやブドウ畑が広がってのどかな風景です。
オストゥーニとは新しい都市という意味だそうですが、新しいと言っても約1000年ほど前から作られた町ということです。
近くのB&Bに荷物を預けてから、旧市街に入ると路地が迷路のように入り組んでいて、歩くとシークエンス(見え隠れ)にわくわくします。

かつてこの町の住民は海賊や外敵からの侵入の危険にさらされていたためにこのような入り組んだ町になったいうことです。


旧市街の外周に出るとオリーブ畑と海がよく見えて、確かに監視しやすい場所であることもよくわかります。
訪れた当日はエピファニーアという子どものお祭りの日で夕方からいろんな仮装や展示がされていました。イタリアではクリスマスの雰囲気はこの日まで続くそうで、他のどこの町でもクリスマスツリーやキリスト誕生の展示などがされていました。
町のメイン通りにはインフォメーションや土産物屋があったり、観光化されて来てはいるのですが、お祭りに来ている人々の雰囲気は日本の夏の夜店に繰り出しているようで生活感があってよかったです。
この町で昼食と夕食をいただきましたが、南イタリアは何を食べてもおいしいのでその辺りも含めておすすめです。

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