2011-01-11
断熱リフォーム
小さな断熱リフォームが始まりました。
そもそもは脳梗塞で片麻痺になったお母さんを呼び寄せて介助しやすいよう住宅改修を行いたいという話でした。しかし、やはりもとの住まいとコミュニティから離れてしまいたくないという想いから、住みやすくする第一段階として断熱を目的としたリフォームを行うことになりました。
まずは縁側にサッシを入れることにより寒さを和らげ、部屋ごとの温度差をなくすことで、入浴やトイレに移動しやすくヒートショックを防ぐことを目的としています。浴室には浴室暖房機を設置します。
ヒートショックは急な温度変化により血圧が変化することにより脳卒中や心筋梗塞を引き起こす現象を言います。物理的なバリアフリーと共に温熱環境のバリアフリーも注意する必要があります。
今回の改修はリハビリ中のお母さんが退院するまでに万全を記して準備するということではなく、事前に必要最低限のことを行って、回復具合、生活スタイルの様子を見ながら具体的に必要なところに必要なことをしようという方針です。
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