2012-04-01
堺デイサービス 下地・外構工事
堺のデイサービスの工事が進んでいます。
現場の様子と改修のポイントを少しずつ紹介していきます。
建物内へのアプローチですが、
ここは一段あたり10cm程度のゆるやかな階段とする予定です。
改修で十分な長さのスロープをとれることはほとんどなく、スロープがとれたとしても車椅子以外の高齢の方にとっては斜路がかえって困難になることも多いので、段先の色を変えて注意喚起しつつしっかり一段一段上ってもらう階段にします。
玄関デッキから段差なしで中に入ってもらえるよう下部に段差ができないバリアフリータイプのサッシに変更しています。小さな段差は大きな段差より意識が薄くなって、かえって事故が起こりやすいので注意が必要です。
もともとの浴室は家庭用としても現在の標準より小さい浴室だったので、介助して入浴しやすいように4.5帖の部屋だったところを浴室と脱衣室に改修します。
この建物は構造がプレキャストコンクリート造で壁を用意に変更できないのですが、もとの建物のイメージを継承しつつ、より雰囲気を作れるように間仕切壁の角にアール加工をしてもらっています。
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