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2012-05-15

堺デイサービス・水廻りや収納について

堺の老人デイサービスセンターが5月はじめに竣工しました。
改修内容については過去のエントリーでも紹介していますが、

家具はまだ入っていないので、水廻りの設備を紹介します。

2つあるトイレのうちの車椅子対応便所。
3枚引戸で大きく開いて車椅子でも移動や回転がしやすくしています。
もう一つの便所。壁の構造上これ以上細かく仕切ることはできなかったので、トイレとしては少しゆったりしつつ、トイレの中にたくさん収納を確保しました。
浴室。デイサービスでは自宅のお風呂が狭かったり、段差が危険だったりという方に安全に使ってもらえるように整備します。手すりを付けたり、介助者のことも考え一般的な住宅の浴室よりはすこし広めに計画します。
建物の中でも特に陽当たりの良い位置なので気持ちよく入ってもらえそうです。
洗面台。住宅よりも使われる頻度が高いのでアクセスしやすいところに配置しています。
写真の洗面台は車椅子でも足元がオープンで使いやすいものです。
改修前は収納物がいっぱいでしたので、今回は予め打ち合わせのなかでどこにどんなものを置くかを相談して、造り付け収納にしています。

例えば、洗面台の左下は利用者の衣服掛け、その上にはカゴを並べて個人用の棚にします。

洗面所の前にはコップ置き用の棚、上部はたくさんある書類を収納します。
利用者の居場所や安全に移動するスペースを確保するために、効率良く、一つ一つ意味のある収納にしています。
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