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2021-02-28

小多機の家”はなえみ” みんなのカフェ”ぐりぐり”

手前がカフェで奥が小多機の玄関。アプローチは一部仕上げを残し将来の活動の余白としています。
小多機の玄関。雨の日の送迎のことを考えオーニングテントの屋根を伸ばしています。
オーニングを開いている状態のデッキテラス。
オーニングをかけたときのデッキテラス。
小規模多機能の居間。
日中の居間兼宿泊室。デッキを経由して別棟に移動できます。
宿泊室の内装は利用者の好みやこだわりに応じられるように変えています。
宿泊室であるが可動間仕切りにより、職員研修や会議にも使えます。
廊下を経由してカフェにつながります。既存の柱と新しい柱が入り混じっています。
カフェ部分は土足で入る仕様としています。前の道もよく見えます。
カフェの玄関扉は両開きで大きく開放することもできます。

説明

築40年の既存長屋2棟を小規模多機能居宅介護事業所とカフェに改修しました。決してよい造りの建物ではありませんでしたが、シンプルな切妻屋根でしたので屋根はそのまま利用することができました。基礎を部分的に補強しながら耐震改修を行い、間取りは全く新しくしています。
開発条例の関係で増築することができないという条件でしたが、デッキと可動のオーニングで棟をつないで行き来をしやすくしています。
道路に面したところに地域に開かれるカフェがあり、奥まったところに小規模多機能のリビングがあります。アプローチ空間やデッキテラス部分の庭もあり、活動の広がりが期待されます。

場所

京都府宇治市

工事種別

改修・用途変更

用途

小規模多機能居宅介護事業所・カフェ

構造規模

木造平屋建て2棟 149.04㎡

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