プレカット業者の方と架構について打合せを行ないました。構造を3次元にしたものを出力したものを持ってきてくれましたが、やはり模型のほうが分かりやすかったのでそれを使って打合せをしました。打合せの内容を踏まえて施工図を再度作成してもらい、それをチェックして実際に工場で材料が刻まれます。
湖山の家 プレカット打合せ
ご近所サロン 引き渡し
本日はご近所サロンの引渡しでした。
家具選び
新築するダイニングにアンティークの家具を使いたいけれど選定するのに意見が欲しいということで、倉吉にあるオークランドという家具屋さんに行きました。店のご主人はヨーロッパの家具を自分で買い付けて、それを解体・修理をして徹底的に学ばれた職人だそうで、都市部のアンティーク家具店では手に入らないような品質と価格のものがたくさんありました。
候補になっていたものがアーコールの円テーブルとマッキントッシュの四角いテーブルで、それとイスをどう合わせるかということでした。
ダイニングテーブルは生活の中で一番よく触れるものなので、直感的に気に入るかということが大切だと思いますが、
・ダイニングの広さにあうか?
・家の仕上げとアンティークの質感があうか?
・使い方のイメージとあうか?
など総合的に検討します。
大きな丸テーブルは家族で囲う雰囲気が特に魅力的だと思います。ただスペースに関しては四角より広く必要な割に使える天板の面積は狭いです。今回はスペース、家族で使う広さとしても問題なかったのですが、四角いテーブルの形状(伸縮するしくみになっています)と、作りの良さに軍配が上がってそちらとなりそうです。イスも部材の接合が曲線でつながれているもので、ご主人曰く、これが木の特性に合っているそうです。
正確にはアンティーク家具というのは100年以上経っているものを言うので今回選んでいたのは中古家具というらしいです。
湖山の家 コンクリート工事
今日はコンクリートの打設でした。
予想気温が12度と聞いて、鳥取の寒さに驚いたのですが、今日は全国的にも特に寒くなったようですこし安心しました。
しかし天候は悪く、雲間から太陽が出たかと思えばまた雨が降るという天気でした。実は鳥取では冬にはよくある天気らしく、天候の変わりやすさから「弁当を忘れても傘忘れるな」という言葉があるそうです。
昼過ぎに打設することを決定してからも雨が降ったり止んだりでした。打設中も小雨が降っていましたが、始めたら止めることはできないので順次打設してコテでならしたら養生シートをするという流れで行われました。
気温による強度補正行い、強度試験用のサンプルも採取しましたが、現場で施工する以上、本当にいい品質を管理するのは難しいことだと実感しました。(注:品質管理を行うのは施工会社の立場ですが)
幸い途中からは天候も落ち着いてきて無事終了しました。
ちなみに長期的なコンクリートの強度は氷点下になるようなことがなければ気温が低い状態での養生のほうが良いそうです。
ご近所サロン 完成間近!
今日は、建具の取り付けを確認に行ってきました。
今回の工事で、正面の木製建具は一番の頑張りどころだったので楽しみにしていました。写真は、取り付けのための調整をしているところです。
日が落ちるのが、早いために建具が取り付けられたときには、あたりは暗くなっていましたが、建具の格子からやさしい灯りがこぼれて、よい雰囲気になっていました。暗くて写真はとれなかったので、また後日。
先日、左官屋さんが苦労して調色してくださった漆喰壁の塗装も、あたたかな雰囲気がでていました。漆喰壁は、空気中の二酸化炭素を吸収するため、湿度を調節し、ホルムアルデヒドなどのVOCを吸着する機能がある自然素材です。柔らかな素材感から採用していますが、もともと町工場だったため、少し残る油のにおいを吸着することも期待しています。
障子などの建具もひととおり入り、だいぶ完成に近づいてきました。
あとは、家具や什器を取り付けて美装し完成です。
ご近所サロン 左官工事
ご近所サロンの工事は仕上げに入っています。
住宅改修の相談など
金曜日に吹田市へ住宅改修の相談に伺いました。
湖山の家 配筋検査
配筋検査を行ないました。
まずは鉄筋の径や本数が図面通りになっているか、コンクリートを打設したときに鉄筋が指定の厚さで覆われるようになっているか(鉄筋をコンクリートで覆うことで酸化を防ぐのでこのかぶり厚は基礎の寿命に直結します)、鉄筋のつなぎ目の重なりが十分取れているか、補強が必要なところが図面通り行われているかなどをチェックします。
きれいに配筋されていましたが、型枠のセットはこれからでしたので立上り部分のかぶり厚などは後日確認です。
神戸+デザインシンポジウム
15日(金)夕方に旧神戸生糸検査所で行われていた神戸+デザインオープニングシンポジウムに行ってきました。