toggle
BLOG
2014-11-30 | 設計監理

水周りなどのリフォーム


奈良県生駒市にて戸建住宅の水周りのなどのリフォームの設計監理をさせていただきました。
築20年の住宅ですが、水周りを使いやすくするということ、収納の見直しなどの機能向上と、外壁や屋根のメンテナンスとしての塗装などをまとめて行いました。水周りの間取り変更を行うということで、構造のチェックも改めて行っています。
空家となったものを大胆にリノベーションするという内容ではないですが、かえって計画を立ててメンテナンスいくことの大切さを感じました。

2014-10-30 | 設計監理

阿倍野のマンションリノベーション

阿倍野のマンションリノベーションが昨年年度末に引き渡しのため、竣工時に写真が撮れなかったのですが、その後訪問させていただき撮影しました。
リビングも2面から採光できるように間仕切りを変更してWICを部屋の中心に配置しています。
窓は木製の二重窓でマンションのアルミサッシのイメージを消しています。部屋と部屋の間のスペースも廊下にしてしまわずピアノコーナーとしました。

このリノベーションは、購入したマンションの水周り以外の主な部屋の間仕切りを変更し、いわゆるマンションらしくないよう、明るいリビングにしたいなどの要望から提案しました。
3面に採光が採れるプランを活かすことと、子育て期のご家庭だということも考え、最終的に部屋の中心に大きめのウォークインクローゼットを取り、回遊性のあるプランにしました。
無垢材のフローリングや漆喰による仕上げでマンションらしくない内部空間になっています。

2014-05-20 | 執筆・講演

近畿大学建築学部建築家展


2014年5月20日~6月28日まで非常勤講師を務めている近畿大学建築学部にて、私の仕事を展示させていただきました。
建築の仕事へのイメージを広く持ってもらえればと考えました。

2014-02-01 | 執筆・講演

バリアフリー研修


1/31(木)に大阪住まいの活性化フォーラム主催の「高齢者・障がい者向け住宅改造相談のための研修」がありました。
その講習をNPO法人福医建研究会が委託を受けていたのでテキスト作成と一部事例の紹介を行いました。
バリアフリーを目的とするリフォームが適切に行われるように予備知識や方法について紹介する内容でした。

2014-01-27 | 設計監理

堺の住宅調査

 先日、これから改修予定の木造住宅について、調査を行いました。
調査は住宅医ネットワークに依頼し、地盤調査も含めると総勢16人で
1日をかけて行われました。

 写真は左上から、(左上)押入れから小屋裏に入るところ、(右上)2階床を開けて床組を調査、(左下)1階床組・基礎、(右下)柱の角度を確認している、様子です。
 既存建物を改修設計する場合は、いままでどうしても開けてみないとわからない、という部分があり、現場が始まってから変更をざるを得なかったり、工事内容が増えてコストが上がってしまうということがありました。
 きっちり調査を行うことで事前に隅々まで調査し、それを設計に活かしたいと思っています。
今回は耐震改修を行うこと、高齢期に向けて予め準備することが改修の動機ですが、改修によるメリットはいままでの住み心地を比較しながら改善していけることがあると思います。
そのためにも元がどうなっていたのかを知ることは重要です。
 

2014-01-07 | その他

2014年ご挨拶


1/6(月)より通常業務行っています。
新たな気持ちでプロジェクトに取り組んで行きたいと思います。
本年もよろしくお願いします。

2013-10-25 | 執筆・講演

建築人・二井清治インタビュー

 
 私が先日インタビューと編集に関わった記事が、大阪府建築士会の会報誌「建築人10月号」に掲載されています。
 今回の特集は事務所独立前に5年間、お世話になった建築家・二井清治氏へのインタビューでした。日々働いているときには改まって聞けないようなことや、一度離れた立場になると視点が変わって見えてくることもあり、勉強になりました。
下記リンクからPDFが閲覧できます。
2013-09-30 | その他

耐火建築物と準耐火建築物の違い

前のエントリーで木造耐火について書きましたが、そこで出てきた耐火と準耐火の違いについて簡単に書いてみます。
まず、準耐火性能とは火災が発生して終了するまでの間、主要構造部が火災により崩壊しない性能のことで、それに対して耐火性能は、さらに火災後でも自立し続ける性能をいいます。
もう少し具体的に説明すると、準耐火建築物は火災が終了後、一応建ってはいるが、もし台風や地震が来ると崩壊する。耐火建築物はそれでも倒れないというものです。

以上、わかりやすくするために大雑把なところはありますが、詳しくは、
耐火構造:建築基準法第2条1項7号
準耐火構造:建築基準法第2条1項7号の2
から辿っていくことになります。
 

2013-08-24 | 建築探訪・旅

大阪木材仲買会館の見学

 大阪木材仲買会館の見学会に参加しました。

構造に耐火集成材を使った建築で、今後の建築の流れの1つとして重要になってくるだろうということで機会があれば見に行きたいと思っていました。
重要な流れの1つというのは、木造建築のことです。
 日本で法的には、1950年の建築基準法の制定により大規模な木造建築が制限され、さらに1959年の伊勢湾台風をきっかけに防火、耐風水害のため木造の一部を禁止されていました。それが2000年の建築基準法改正により、必要な性能(耐火性能など)を満たせば、木造建築が可能となりました。
 そして2010年には公共建築物等木材利用促進法が施行されました。これは木を使用することにより、日本の森を育て、林業の活性化を図ることをねらいとして、地方自治体は公共建築物においては率先して木材の利用に努めなけらばならないというものです。
 大規模な木造を行う場合にネックになってくるのが耐火性能です。
構造規模によって次の図のように耐火性能が求められます。
現在木造耐火建築物とするためには以下の3つの方法があります。
 今回見学に行った大阪木材仲買会館は終え止まり型のタイプで竹中工務店が開発したもので、オープンな技術ではありません。
 建物全体の構造としてはコンクリートとの混構造で、
それは津波対策、隣地延焼防止などを考慮しているそうです。
 この建物では木をどのように使うかということをいろいろ考えていて、構造材として使っている他にも、木が水に弱いということも配慮しながら軒裏に使ったり、格子で耐震壁を作ったり、木の種類や継ぎ方を見せたりと様々な取り組みがされていました。
 建物の機能として、それほど複雑でもないこともあって構造も明快に作られていたり、既存の桜の樹木を囲みながら視界が広がっていたりと、基本計画がうまくできていました。また、それを実現させるために、天井と軒裏が連続して、外部からもすっきり見えていたり、と細部までよく検討されていると感じました。(10/1upload)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 18