2009-02-06
ほのぼの旭ヶ丘の家 地鎮祭
大阪府堺市にて、民家を改修し小規模多機能居宅介護事業所とする計画がとうとう地鎮祭に至りました。
まずは解体工事ですが、一部の棟を解体してスペースを確保してから地鎮祭を行いました。
小規模多機能居宅介護事業所とは、在宅を基本として住み慣れた地域でデイサービス、ヘルパー派遣、ショートステイといったサービスを一括して受けられるというものです。
地鎮祭の準備は祭壇から野菜や魚などのお供えまで神主さんが用意して下さり、周囲の笹竹、縄、イスなどは施工業者さんが準備してくれています。
印象的だったのは神主さんが祝詞の中で工事中の無事だけでなく、「ヘルパーなるものが・・・」と竣工後の活動について理解し祈願して下さっていたことです。
地鎮祭後のお話でも、せっかく神様に来ていただくので自分のこと、家族のこともお願いおいて下さい、と言っておられました。
このようなイベントを行うと関わる人々での意識の共有や、それにより気持ちも引き締まり良いです。
天気もよい日でした。
四隅をお祓いしていただいています。
刈初(普通はイスはありません!) 設計者が草を刈ります。
穿初(うがちぞめ) 建築主が鋤(すき)で穴を掘ります。
鍬入 施行者が鍬で神主さんが置いた鎮物を埋めます。
鎮物(しずめもの)は基礎工事のときに基礎の下に埋めます。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串の葉先を自分の方に向けて、二礼・二拍手・一礼です。
最後にお供えのお酒で乾杯するかと思いきや、今は飲酒運転も厳しいのでということでそれはありませんでした。
こちらのブログでもプロジェクトの進行具合を見ることができます
http://blog.canpan.info/asahigaoka/
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