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BLOG
2023-01-04 | BLOG, その他

2023年ご挨拶

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

新年のご挨拶には昨年、大阪府和泉市にて竣工したコミュニティカフェを併設した就労支援作業所と訪問看護ステーションの写真を掲載させていただきました。

昨年から京都府与謝郡与謝野町で民家を改修して看護小規模多機能型居宅介護事業所とする現場と、神戸市北区にて障がい者向けグループホームの新築現場が進んでいます。
他にも大阪府富田林市にて農地転用を行った敷地での平屋木造住宅の計画も進んでいます。

THNK一級建築士事務所では、これまで福祉施設への用途変更など確認申請が必要な改修、補助金事業を利用したプロジェクト、建物の耐震改修や断熱改修などの性能を上げながら利用するプロジェクト等に取り組んできました。
既存の建物を活かしたいけどどうしたものか?といった疑問があればご相談下さい。
住まいについても漠然としたイメージでも整理してクライアントそれぞれに寄り添った提案を行いますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

2022-01-01 | その他

2022年ご挨拶

昨年は京都府宇治市にて長屋を改修した小規模多機能型居宅介護事業所が竣工しました。
現在は神戸市内保育所の新築工事や大阪府和泉市にて就労支援作業所と併設の訪問看護ステーション新築工事の監理業務を行っています。その他、新たなプロジェクトが進行中です。今年もよろしくお願い致します。

2021-01-04 | その他

2021年ご挨拶

昨年はTHNK一級建築士事務所が協同した児童養護施設や保育所などが竣工しました。また昨年から現場監理を行っている小規模多機能型居宅介護施設や新たなプロジェクトが進行しています。今年もよろしくお願い致します。

2019-07-13 | BLOG, 設計監理

大阪市内の小規模保育所が上棟しました

大阪市内で計画を進めていました木造2階建ての小規模保育所が上棟しました。
準耐火構造で2階にプール遊びができる大きめのテラスがある保育園となる予定です。
現在運営されている建物が旧耐震基準であったことから、近隣で場所を見つけての新築となりました。
耐震の役目を果たす金物や壁が取り付けられ、これから防火サッシや外壁が張られていきます。

2018-08-17 | BLOG, その他

耐震改修の必要性~大阪北部地震の応急危険度判定から~

調査に訪れた住宅でもブロック塀が崩れていた
2018年6月18日に大阪北部地震が起こりました。突然の強い揺れ、さらに激しく揺れるかと身構えたのですが、比較的短時間の揺れで治まりました。上町台地にある自宅は震度4程度で、家の中は少し物が倒れた程度でしたが、仕事場のエレベーターがその日は止まっていたり、各所で被害が見られました。交通網が麻痺していたのもあり、子供の保育所は休み、仕事の予定もキャンセルという状態でした。
地震の翌週に建築士会を通して応急危険度判定の依頼を受け、被害の多かった茨木市に2日間応急危険度判定に行ってきました。2日間で20軒弱の住宅の判定を行いましたが、危険と判定した住宅も5軒程ありました。見て回った範囲では揺れによって外壁にクラックができている、瓦、特に棟瓦がずれたり落ちたりしているという被害多いようでした。液状化など地盤に関わる被害というものはありませんでした。
窓下の外壁が剥落した状態
被害の傾向としては瓦葺き、湿式の外壁の被害が多かったですが、それらは新耐震以前に建ったと思われるものばかりでした。また周囲の建物は外観上被害がないのにその家だけが被害を受けているという例もいくつかありました。周囲も被害を受けている状況ではお互い様で気をつけようとなりますが、ある家だけ被害が大きいとその家が倒れてくるのが怖い、前を通っていて落下物がないか心配という近隣の方が多かったようです。応急危険度判定は市に判定依頼が来て派遣されるのですが、回ったうち2軒は空き家で近隣の人が連絡して見てほしいというものでした。
住宅の耐震化が進むと耐震化していない家、管理されていない家は周囲に迷惑をかけるかもしれない家という認識が進んでいるように感じました。「大きな地震が来たときには、自分はもういい」という考え方では済まさないということです。
もう一つ実際の被害を見て思ったのは、軽い外壁のクラックなどの被害が生じているものをどう考えるかです。命を守るということが第一ですが、補修するのに数十万から100万円以上かかると思うとそれも大変なことです。新築はもちろん改修の場合でも偏りなく固くする、また、ある程度揺れに追従できる仕上げ、納まり、補修しやすさなどについても考えさせられました。
南海トラフ地震が30年以内に起こる確率が70〜80%と言われる今日、旧耐震基準のままの住宅はやはり耐震改修をしておく必要があります。そして耐震改修するのであれば温熱改修、バリアフリー化、将来を見越した改修を検討することをおすすめします。

(参照リンク)高齢期を見据えて耐震、断熱、バリアフリー改修を行った事例
百舌鳥の家

2018-04-29 | 設計監理

造付け壁面収納

新築マンションに住まわれた方から収納の相談を受けていました。最終的には奥行き深めの壁面収納を制作することになりました。
もともと壁面収納が充実していたのですが、奥行きが浅かったので衣類や布団がウォークインクローゼットでは納まりきらなくなっていました。収納が足りなくなるのはよくある話で、断捨離できず結果的に一室が納戸になってしまう例はよくありますよね。
壁面収納は大工工事と建具工事でも作ることはできますが、工事期間が数日かかってしまいます。今回は家具工事として予め部品を作っておいて一日で組み立てるという方法を取りました。住みながらの工事は住まい手にとって負担がかかりますし、マンションなどの場合、工事の音で近所迷惑にもなりかねません。

壁一面の収納で、部屋としてもすっきり保てています。

中はコートやスーツを収納しておけます。反対側の扉はハンガーパイプが2段で上下に収納可能です。

一部、細かいものを収納しておけるような可動棚になっています。左側に棚板を移動させることも可能です。上部は普段使わないものをしまっておけるざっくりした収納スペースです。

この右下の扉はご主人のアイデアの・・・

クリーニングに出すYシャツを溜めておける引き出しです!中に袋がセットできるようになっていて、それをそのまま取り出してクリーニングに出しに行けます。ワイヤー式のバスケットを引き出すようなものもありますが、今回はご主人の提案でそのままクリーニングに持っていけるようにしました。
その他既存の収納にぴったり合うワイヤーバスケットを制作したり、住まいというハコを個々の住まい手にとってより快適に使えるようにする提案でした。

戸建て住宅のリノベーションー解体工事

昨年春から堺市内で計画を進めていました戸建住宅のリノベーションの現場が始まりました。築約20年の住宅で、外壁目地にすこし割れが生じてきていたり、大規模修繕をそろそろしておいたほうがよい時期でした。外装の改修に合わせて今後生活しやすいように間取りの変更なども行います。
将来的には1階だけで生活をすることになるという前提で間取りを計画しています。大きくは便所や水回りの位置を変更します。また戸建て住宅でもマンションでも1室が納戸状態になっているというのはありがちなことですが、今回はウォークインクローゼットを複数確保し、効率よく収納できるように改修します。
ハウスメーカーの鉄骨造の住宅ですが、内部を解体してみると躯体はきれいな状態で保たれていました。雨漏りなどが起こってからでなく早い時期に手を入れられることは躯体を健全に保てるので理想的です。

2018-01-02 | BLOG, その他

2018年謹賀新年

2018年は5日(金)より始動しています。
本年もよろしくお願いします。

ライフステージに応じたリフォーム


11月18日に茨木市にて「ライフステージに応じたリフォーム」というタイトルで講演をさせていただきました。現在、行政でも空家の管理や活用を促す取り組みを行っていますが、その関連のセミナーの一環でした。
H25年の住宅・土地統計調査によると大阪府における空家率は14.8%と約6戸に1戸が空家となっているそうです。それらの空家のうち約3分の2が賃貸や売却用のもので残り3分の1が賃貸も売却も予定していない住宅で管理が不十分になりがちということです。
以前に改修設計・工事監理をさせていただいたapinaも統計上はそこに当たることになりますが、現在はとても有効に使っていただいています。
apinaのホームページ

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