2008-08-31
川西市現場着工-基礎工事
川西市のA邸の見積調整が終わり8月から着工しています。
まずは土の置換工事からです。
余談ですが2009年10月1日より住宅瑕疵担保履行法が施行され、以降に引き渡される新築住宅には保険加入が義務付けられることになります。
今回の物件は2008年12月引き渡し予定なので義務ではありませんが、予め瑕疵保証を付けています。「建物を保証するには地盤がしっかりしていなければ保証できない」という論法で、まずは地盤調査が必要となり、今回はその解析結果により土の置換え工事が発生しています。(詳しくは過去のエントリー)
地盤のゆるい部分の土を掘削・処分し、砕石を30cm毎に転圧しながら締め固めを行います。
次に捨てコンクリート(捨てコン)の打設です。
下の写真は捨てコン打設後の写真です。
捨てコンは実際の建物の強度とは関係がありませんが、墨出し(建物の位置を決める作業)や配筋工事を精度よく行われるために行われる工程です。
配筋工事です。
鉄筋は予め曲げ加工した状態で持ち込まれます。
職人さんが2人で手際よく、丸一日もかからずに行ってくれました。
写真は瑕疵保証会社の方(奥の方)が検査をしているところです。
そして基礎コンクリートの打設です。
コンクリート打設は天気などにも左右されるので気を使います。当日は朝から曇りでした。実は曇りがコンクリート打設日和なのです。気温が高いと、コンクリート工場での練り始めから打設までの時間制限が短くなります。また天気が良いとコンクリートの表面が乾燥してしまいひび割れができてしまうこともあります。
写真は立ち上がりのコンクリートも打設後、配管を行っているところです。
コンクリート工事が終わると次は大工工事に入ることになります。
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