保育所”きらきらBaby都島本通園”
保育園の正面。右側が玄関で、左側が自転車置場。自転車置場は将来的に格子建具を入れる予定。正面の壁一枚が紺色の塗壁で街へのアピールとなっている。道路側2階は屋上園庭になっている。右側の分譲地には住宅が建つことを考慮し、目隠し・防音効果となるように壁が立ち上げているので正面は片流れのような壁面形状としている。また両側の壁は上がるに連れて外側に広がっており、正面壁の形状も街へのアピールとなっている。
印象的な紺色の塗壁に黄色いサインとポストでアクセントとなっている
玄関アプローチ。構造が木造であり、最低限の床下を作っているので、少しずつ段を取って玄関に至る
玄関スペース。引き戸のゲートで管理を行っている。保護者は着替えなどを入れ替える
保育室手前から奥を見る。上階に屋上園庭があることが天井高に影響している。それによって一室の保育室ではあるが天井の高さの変化で空間の違いができている
保育室の奥から入口側を見る。
幼児用便所を見る。明るく楽しい雰囲気と大人が外からも様子を見られるようにポリカーボネイトの窓となっている
幼児便所の内部
2階ホールを見る。奥に屋上園庭が見える。
狭小な宅地ではあるが、 天井高に変化をつけ、光や風が抜ける天窓を設けている。建物は木造準耐火構造であるが、小屋の母屋は燃え代設計を行い、木構造が見えるようにしている。
屋上園庭。ホールの延長の遊び空間でもあり、夏にはプール遊びができる場所。腰高の壁の方には角柱が立ててあり、夏には日よけネットを付けられるようになっている
説明
この計画は既存の運営していた保育所建物が新耐震基準を満たしていなかったことから新たな場所を探す中、住宅分譲地に木造2階建てで新築するという形になりました。狭小な宅地ではありましたが、プール遊びができる屋上園庭が作れたり、それぞれに天井高が異なり変化のある保育空間ができています。
場所
大阪市都島区
工事種別
新築
用途
保育所
構造規模
木造準耐火構造2階建て 114.33㎡