吹田K邸リフォームのキッチン紹介です。
介護のお母さんの様子もすぐに見れて、自分が使いやすいキッチンということと、調理用品を多く持っているということで収納をたくさん確保するということがテーマでした。
またキッチンにいる時間が長いので明るくしたいということもあり、改修前に外壁面に物置があったのを減築し、開口部を大きく取っています。
手前のダイニングとの間のカウンターにはよく使う食器の収納。
奥にも約4畳分のキッチン関係の収納部屋を設けています。
カウンター越しにリビング・ダイニングの様子が伺えます。
コの字型のキッチンで、さらに隅部も無駄なく使えるように工夫しています。
週末に福祉医療建築の連携による住居改善研究会の例会(詳細は快居の会ブログ)があり、作業療法士の山下協子先生に「脊髄障がいと生活環境」というテーマでお話をしていただきました。
脊髄損傷というと、交通事故などが原因で体のある部分以下が完全損傷してしまい、車椅子生活をしている比較的若い方をイメージします。
しかし最近は60代~70代の方で脊椎、脊髄の疾患を原因としていたり、軽微な外力によって損傷した不全マヒの方が多いそうです。
脊髄神経まわりのしくみの話から始まって、
非外傷性の脊髄損傷の原因となる症状について
脊髄損傷による自律神経障害の内容、
損傷位置と運動機能について、説明がありました。
その後、実際に脊椎損傷の場合の入浴やベッドでの動きについての実演でした。
不全マヒの方が多いということは、よりしっかりと本人の能力について理解する必要があるので、改修工事を行う上でも十分なヒアリングと医療職との連携が重要になりそうです。
10月に大阪府建築士会で行われている「平成24年度既存木造住宅の耐震診断・改修講習会」に参加しました。
現在、全国の市町村で耐震診断の補助制度があります。
平成25年度以降、大阪府内で補助対象となる耐震診断を行うには新しい耐震診断の講習会を受けている必要があるために改めて受講でした。
2012年版の耐震診断が2004年版と変わった点は
・垂れ壁、腰壁などのその他耐力となる部分の評価の見直し
・伝統的建築物の基準として柱150角以上という規定をなくした
・耐力要素の見直し
・柱接合部の低減係数の見直し
・精密診断Ⅱでは非住宅も診断可能に
・用語の統一
などです。
新耐震基準となる昭和56年以前に建築確認を受けて建設されている住宅は、耐震診断を行うとほぼ「倒壊する可能性がある」もしくは「倒壊する可能性が高い」という診断結果になります。
補強を行うには少なくとも部屋の内側の壁を剥がす必要が出てきますので、耐震改修とリフォームをセットで考えることがおすすめです。
7月末に大和郡山のさくら舎がオープンして、約3ヶ月が経ちました。
ランチも始まって平日のお昼時にはなかなか繁盛しているそうですが、未だにランチの時間には訪問できず、おあずけのままです。
その「さくら舎」の玄関の紹介です。
玄関は外からも雰囲気が見えるようにガラスのかまち扉としています。
そして扉には取手はなく押し板のみ。
「招き入れる」という気持ちを表現したかったので、外に引いてから入るのではなくそのまま押して入れるようにしました。
内開きドアは狭小な住宅の玄関では土間の靴がじゃまになることもありますが、今回は履き替えもなく内に十分なスペースがありました。
ここは触感を大切にしたかったので、
鍛鉄工房四季の菊田さんに制作してもらいました。
内部の引手もしっかりと質感のあるフォルムに仕上げていただきました。
ちょっとした棚板の足も作っていただきました。
シンプルな黒皮付きのフラットバーですが、ベースプレートに角度を付けてもらいました。
先週末、関西匠の会が行なっている伐倒と製材の見学会に参加しました。
普段は柱梁となった木材しか見る機会がありませんが、
こうやって工程の一部を見ることで山から材木を伐倒して運び出し、製材・乾燥するということについて改めて意識させられました。
近年、省エネ等級などの整備もされて最終的な商品としての住宅の性能は向上しています。しかし生産過程から考えていくとローカルな日本の環境や景観、産業といったことまでサスティナブルであるべきということを考えさせられます。
生産過程からじっくり時間をかけて家を作る、というプロジェクトもやってみたいと思います。
伐倒の様子。手際よく倒す方向を決めて行われます。
ヒノキの製材。こうやって断面毎に見せてもらうと、木目や節の出方もよく理解できます。
9月にお引渡ししたリフォームについてご紹介。
介護しやすい家にするというテーマがありました。
認知症のお母さんにとって、改修前の自分の家の雰囲気を残しつつ、
使いやすく改修することを心ががけています。
玄関は上がり框の段差を半分にして上り降りしやすく、
壁際ベンチで座って靴を履き替えられるようにしています。
タイルは以前に似た色を使って、段鼻(段差の先)は色を変えて
視認性を高めようとしています。
8月に長男が生まれました。
1ヶ月も過ぎたので家族揃って住吉大社にお宮参りに行きました。
住吉大社は一寸法師発祥の地なんだそうです。
早速、お決まりのことをやっています。
日中は終始静かにしていたのですが、夜は元気に泣き叫んでいました。
忙しくしていたため、ブログの更新を怠っていましたが、徐々に更新です。8月末に竣工したリビング・ダイニング・キッチンのリフォームです。
手前が畳の間であったのをフローリングのリビング形式に変更しました。柱が見える真壁形式を残して和の雰囲気を残しつつ、洋式化しています。左の脇にはパソコンを置いて事務作業ができるテーブル。
リフォーム前は天井が張ってありましたが、天井裏の小屋梁を見せるようにしたので空間に力強さが出ています。壁は漆喰クリームに寒水という石灰岩の結晶の砂状にしたものをいれて質感を出しています。
押入れの奥行きがあった収納を浅く減らすことでリビングスペースを広くしました。
床暖房の新設とサッシをペアガラスに変更しています。
キッチンが平行に並ぶⅡ型のオーダーキッチンです。オープン過ぎず、クローズ過ぎずということで、ダイニング側の吊戸棚は無しで空間は広がりを持たせ、手元は少し隠しています。
既存出窓の下も奥行きの浅い収納に利用しています。
シンク下スペースは収納を作らずオープンにしていますが、キッチンに立つお母さんにはちょっと足が入ると立ち仕事も楽だと言ってもらいました。ちょっと椅子を置いて作業というのもアリです。
そしてキッチンの奥にパントリーを設けて食材や分別ゴミなんかも一時的に置いておけます。2ウェイアクセスなので外から帰ってきてそのままキッチンへという通り抜け動線も可能です。
現在、工事監理を行なっているリフォーム2軒の紹介です。
1軒目が神戸市北区の木造住宅のLDK部分のリフォーム
築40年ですが、20年前にもリフォームをされており
今回は構造的な部分の腐朽の防止や設備の更新を行います。
畳であった部分を新たにフローリングのリビングとします。
キッチンも新しく、後ろに収納スペースとしてパントリーを設えます。
天井を剥がしたときに見えた小屋梁が立派なものだったので
一部を見せることにしました。
リビング部分は既存収納部分を居室として拡げるのと併せて
変化がつきます。
続いて、大阪府吹田市の鉄骨造住宅のリフォーム
こちらは工期が厳しいのですが、多くの職人さんに入ってもらいながら
進めてもらっています。
外部サッシも取り付け、間仕切壁の軽鉄下地工事に入っています。
手すりの取付位置や事前に聞いていた壁掛けTVの下地補強の指示など。
既存の階段下を冷蔵庫スペースとしていましたが、現在組まれていた下地では入らないのでやり直してもらいました。
浴室は介護しやすいよう少し広めで、床暖房や手すりなどがあるので在来工法です。
広めのユニットバスでは浴槽が形状が洋式で寝転がる形になって姿勢維持が難しい場合が多いようです。
お盆休みまでに一段落つけられるようがんばってもらっています。