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BLOG
2013-07-28 | その他

さくら舎1周年

奈良県大和郡山市のカフェ「さくら舎」が7月で開店1周年を迎えました。

1周年で特別なランチメニューの案内をいただいたので、休日に家族で伺いました。
オープンしてから何度も伺っているのですが、メンテナンスのことなどお話をできるときにということで、ランチの時間帯を避けて伺うことになり、いままでランチをいただけていませんでした。
ビーフシチューや副菜も丁寧に作られていて大満足でした。
もちろん食後のコーヒーもいただきました。
お店も丁寧に使っていただいていてうれしく思いました。
帰りには記念の西嶋みゆきさんの金魚をモチーフににした作品のクリアファイルもいただきました。壁面には西嶋さんの作品も飾られていて、この季節、特に涼しく感じられます。
2013-06-01 | 建築探訪・旅

altarnative collective cafe『ほとり・ポトリ』訪問

先日の講演会で知ったオルタナティブ・コレクティブ・カフェ 『ほとり・ポトリ』を訪問しました。


近江舞子 琵琶湖畔でコレクティブハウスを立ち上げようと準備をされています。もともと民宿だった建物を借り上げて、徐々に整備していく予定だそうです。

今は居住者ひとりで、月1回のカフェの運営をしています。ひとりなので、少し寂しい様子で、『コレクティブハウス』ならぬ『コドクティブハウス』だと冗談で仰られています。

琵琶湖畔に位置しているので、絶景が魅力の場所です。訪れた時も、カフェで引いてくださるウクレレに波の音が重なって、のんびりと豊かな時間が流れていました。




一軒家風、洋館、和風平屋、鉄骨造のカフェなど個性豊かな4棟の建物が複雑に絡み合っており、コレクティブハウスだけではなく、カフェやイベントスペースも予定されています。とても面白い住まいができそうです。

http://homepage3.nifty.com/johohiroba/collective/collective.htm

2013-05-21 | 執筆・講演

だれとどこでどのように住みますか?

さる4月27日(土) 「だれとどこでどのように住みますか?」というタイトルで講演を行ってきました。関西自然住宅推進ネットワーク・ 自然住宅情報ひろばの主催の講演会『これからの住まい方を探る-第3の住まい「コレクティブハウス」の実践』の一部です。

私は第1部で、コレクティブハウスを紹介するお話をさせてもらいました。


 
友人など家族でないひとと一軒の家に住む「シェアハウス」は、ずいぶんと一般的になってきました。「コレクティブハウス」というのは、各住戸はキッチンや浴室などの設備が完備されつつも共用のリビングやキッチンをもつという住まいの形で、それほど普及してはいません。
けれど、『家族ではないの人となんらかの関係を持ちながら生活を行う』という住まい方は、一人暮らしの人が増える将来、楽しい住まい方のひとつになるかもしれません。というような内容です。

 その後は、実践されている方にお話を伺いました。

 
1人目 「コミュニティハウス法隆寺」の住人で、企画運営に携われてきた向平さん。2004年にできた自主建設の株式会社方式のコレクティブハウスです。9年間の経験とこれからについてお話くださいました。適度な距離を保つこと、農業などの一つの目的を共有すること、がうまくいく秘訣とのことでした。

2人目 「コミュニティハウス悠遊館」のオーナーの不老さん。2005年にできた賃貸方式のコレクティブハウスです。8年間の経験についてお話しくださいました。人間関係のうまくいく規模があるのではないか、また、全員そろって顔を合わせる機会が重要だとおっしゃっていました。

3人目 和久さんは、いままでいくつものシェアハウス、シェアオフィスを渡り歩いてきたので、その楽しさについて教えてくださいました。ほんとにうまくいくの?と不安や心配ばかりが先立ちますが、「やっぱり楽しいよ!」というお話が聞けて、とてもよかったです。

第2部では、住まい方を披露していただいた3人と主催団体の方とでパネルディスカッションを行いました。コーディネーター役をしました。

パネリストのみなさん

コレクティブハウスは、住まいに関係がついてくる住まい方なので、「住まい方」まで含めて設計することが必要になってくるのではと思っています。日頃「住まい」に興味をお持ちの方にその辺りをお伝えすることができていればうれしいです。

2013-04-30 | その他

4月活動いろいろ

 忙しいを理由にブログ更新を怠っていましたが、4月の活動などをまとめておこうと思います。

■今年度前期に近畿大学にて非常勤講師をすることになり、週一回、設計演習の授業を担当しています。学生のエスキースを見てはじめに感じたことは「スケール感をつかむ」ということは難しいものなのだなあ、ということ。1、2回内容を見ていると何を(何から)伝えるべきなのかを考えさせられますが、設計をおもしろく思い、のめり込んでもらえるように、というのが今のところの目標でしょうか。
■4/18~20には南港ATCにて毎年恒例のバリアフリー展2013が開かれました。NPO法人福医建研究会も相談コーナーを設けていて、活動の紹介と相談を行いました。
毎年、各ブースを見て回っている中で今年の出店が増えた気がするのは、
・介護予防のための運動器具
・(引続き)防災グッズ関係
・軽自動車などの小型の介護車
・成年後見制度についてのコーナー
などでした。
■本町のOLAというスペースでセミナーが行われているのですが、4/16は「まちなか福祉からみえる風景」というテーマで大阪の谷町で知的障害者の作業所などを運営している中野公子さんのお話を聞きました。道路からの間口は2m弱の場所なのですが、この場所のようにスキマを埋めるような活動をしておられて、応援したいと思うところでした。
■今年度は建築家の三澤康彦・文子さんが主体となって木造についての勉強会を行なっているMOKスクールに生徒として参加することにしました。4/20は概論や大規模木質構造に取り組んでおられる東京大学の腰原幹雄先生のお話も聞けました。木質構造というものをどのように捉えていくのか、考えさせられる内容でした。住宅などの木造と比較するより、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と比較してその有効性を考えていくべきものなのだという感想を持ちました。
2013-03-27 | その他

事務所移転のお知らせ

2月より改修工事を進め、

DIYで塗装も行なって本職はさすがだなあと思いつつ、無事完成し、引越ししました。
まだ打合せスペースにダンボールが積み上げている状態なのですが、
新しい住所は
〒540-0038
大阪市中央区内淡路町2-1-7-301
TEL
06-6948-8544
FAX
06-6948-8545
に変更になりました。
旧住所・淡路町から内淡路町に変わりました。東西方向の通りは同じ位置で東側に移動した格好です。
現在は上に高速道路が走ってしまっていますが、大阪城の堀である東横堀川より大阪城の「内(うち)」なので内淡路町という訳です。
ちなみに大阪の「町」は「ちょう」ではなく「まち」と呼ぶそうです。
業務をしつつ、整理するのにはもう少し時間がかかりそうですが
近くにお立ち寄りの際はご連絡下さい。
2013-02-14 | イベント

ほのぼのステーション10周年

 先週、ほのぼの旭ヶ丘の家を運営しているNPO法人ほのぼのステーションの10周年、新年会などを兼ねた会に招待していただきました。

ほのぼの専属シェフの手作りメニューと10年前のビデオを見たり懐かしみつつ、元堺市のヘルパーたちが集まって事業所を始めたときの思いを再認識する会でした。
参加していた人々の話からこれまで積み上げてきたほのぼのへの信頼感が感じられました。
小規模多機能を始めて3年が経ちますが、枠組みにとらわれずどんどんいろんな活動をして行ってほしいです。
(顔にモザイクをかけておきました)
2013-02-07 | 設計監理

都住創改修/墨出し・設備工事

 年末に解体まで終えていた都住創の改修プロジェクトがやっと見積もり調整や管理組合への工事許可などを経て2月から着工しました。

始めに墨出しを行います。
これは図面で書いている通り芯や壁厚を実際に現場に描く作業です。墨と糸を使って書くので墨出しといいます。
これは木下地の幅を示しています。
そして早速、大工工事が始まると天井が隠れてしまう所の換気設備工事が行われています。建設当時のキッチンの位置とほぼ同じところにキッチンを設置するのですが、もともと排気ダクトのルートが長いため中間ファンを取り付けて換気能力を補います。排気ダクトの距離が長かったり曲がりが多いとどうしても勢いが弱まりますが、マンションの場合新たな位置にダクト出口を設けることは困難です。
2013-01-29 | イベント

長居障害者スポーツセンターの見学

 先日、福医建の例会にて大阪市の長居障害者スポーツセンターの見学に行って来ました。

この施設は、1974年に日本で初めての障がいのある人向けのスポーツ施設だったそうです。
現在は大阪市では舞洲に新しい障害者スポーツセンターができているものの、年間36万人の利用者がいるということで、見学当日も賑わっていました。
障がい者スポーツのきっかけは傷痍軍人のリハビリとして始まったそうですが、日本での発展の契機の1つになったのは1964年の東京オリンピックのあとに開かれたパラリンピックだったそうです。
この時に競技にやって来た外国選手たちの姿が当時の日本の「障害者」像と違っていたことが象徴的だったそうです。外国選手は普段は仕事をしている中、競技にやって来ており、また競技を終えて街に飲みに行くという普通の姿が当時の日本では考えられなかったそうです。
この1964年東京パラリンピックから10年後、長居障害者スポーツセンターができたそうです。
この施設内を見学して思ったことは、それほど現在の公共施設と比べて特別はところはない、という印象でした。
もちろんエントランスにゆったりした勾配の大きなスロープが象徴的にあったり、車椅子がエレベーター内で回転して移動しやすいように円形のエレベーターになっていたり、プールにスロープがついていたりと、当時の工夫も感じられました。
一つなるほど、と感じたのは、平面計画が極めてシンプルで、エントランスの通路の奥の右が体育館で左がプールといったように配置されていて、視覚障がい者などにとっても理解しやすいそうです。ここの施設の方も言っておられましたが、点字ブロックは視覚障がい者以外の方にとってはつまづきの原因になったり、車椅子での通行には不便だそうです。
当時は画期的で利用しやすい場所であったのだろうと思う一方、現在はバリアフリー法が整備されてきて、障がいのある方も色々な所に行きやすくなってきているので、障がい者専用の意味があるのか、という疑問が湧いてきます。
利用者の意見としては利用者や保護者が安心して使用できるということがあるそうです。例えば、知的障がいの方が周りから奇声に感じられる声を発したりしても、ここにいる方は理解してくれるし身体障がいの人も奇異な目で見られないというようなこと。
また、適切なスポーツ指導をできるスタッフがいることや同じ障がいをもった人の間の交流や情報交換の場になっているという点が大きいそうです。
これらは物理的な問題ではなく、周囲の障がいに対する理解不足であったり、心理的なこと、ソフトな面を整えていけば解決されることだと感じます。
となると最終的に特別の大きな施設はなくてもいい状態になることが理想に思います。
写真はプールと奥のアーチェリー練習場。
場所は長居公園の隣で駅からのアクセスもよい便利な場所です。
2013-01-14 | イベント

建築家展 in 徳島


1月12日から14日までASJ徳島南スタジオでの建築家展に参加しています。
大阪から離れた場所のイベントに参加すると、その地域で家を建てるにあたっての条件の違いが新鮮です。
まずは土地の広い!そして台風や雨に対する対策や県民性も違うそうです。
一緒に高知や倉敷の方も参加しているので情報交換ができて勉強にもなります。

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